豊田包括だよりvol.25が発行されましたので、アップさせていただきます。
回 覧 た よ り
H26, 6月 Vol. 25
静岡県磐田市森岡150番地
豊田地域包括支援センター
TEL 0538-36-1300
FAX 0538-36-1301
みなさんこんにちは。梅雨にぬれた紫陽花の大輪が色鮮やかになってきましたね。梅雨の時期は湿度が高く、朝晩の気温差が激しく、気圧の変化が大きいことも影響し体調をくずしやすくなります。エアコンの除湿を効果的に活用するなど、健康管理に気をつけ生活しましょう。豊田地域包括支援センターが発行する新聞も、今号で25号となりました。今回は改めて「地域包括支援センター」の役割についてお伝えしたいと思います。
こんな時は包括支援センターへご相談ください!
・介護が必要になってきたので、介護保険サービスを受けたい。
・おじいちゃんが入院。退院後の生活が心配なんだけど・・・
・ひとり暮らしのおばあちゃんが買い物や食事づくりが大変になってきた。どんな支援が受けられるのかしら?
・高齢者のための施設はどんなところがあるのかしら?
・成年後見制度を利用したい。どのように手続きをしたらいいのかしら?
・最近足腰が弱ってきたので、これ以上を弱くならないようにしたい。どんな方法があるのかしら?
・最近もの忘れがひどくなってきて、怒りっぽい。認知症が心配。

豊田地域包括職員4名です!
介護・医療・福祉の専門職が、
高齢者の様々な相談に応じます。
フットワーク軽く頑張ります。
皆様どうぞよろしくお願いします。
包括支援センターではこんな活動をしています
高齢者が安心して暮らしていくために
住み慣れた地域で尊厳ある暮らしが叶うよう高齢者の財産や権利を守ります
高齢になると財産の管理や契約行為を自ら行うことが難しくなり、普段の生活を続けられなくなることがあります。包括支援センターではそのような場合に利用できる制度「成年後見制度」のご紹介や手続きの支援を行い、その方が住み慣れた地域で生活を続けていけるようお手伝いをしています。
最近では終活のブームも影響し、今後の心配に備えて準備しておきたい、そのような情報が知りたいとのご本人やご家族からの相談も増えています。
また、包括支援センターは高齢者虐待や消費者被害の相談・通報窓口となっています。高齢者が安心して暮らしていくためには、周囲の方々の「気づき」「見守り」「声かけ」が大切です。
日頃からの結びつきが被害の早期発見、早期解決につながります。普段の生活の中で「おや?どうしたのかな?」と気がつくことがありましたら、地域包括支援センターまでご相談ください。
元気でいるためのお手伝いをしています。
包括支援センターでは支援や介護が必要となるおそれが高い方の状況を把握して介護が必要とならないための相談に応じています。一人ひとりの生活に沿って、介護予防となることを提案したり、地域にあるサロンや機能向上のための教室等も紹介しています。ご本人の力を生かしながら、不自由となるところをサポートしていくことで、「自立した日常生活を送ることが出来る」ように支援調整していきます。
包括支援センターでは、職員がご自宅や地域に出向いて、地域の皆様の健康づくりの様子を伺うこともあります。昨年度はサロンや老人会で「花は咲く体操」をご紹介させていただきました!皆様がいつまでもお元気でいられるようお手伝いしていきたいと思っています。
2年に1度のチャンス!
かくしゃく度チェック!
昨年まで、65歳以上の介護保険を利用されていない方へ毎年送られていた「基本チェックリスト」が今年度、新しく「かくしゃく度チェック」となり見直されました。
25項目に新たに10項目が追加され、今年度より2年に1度対象となる方に送られます。対象となる方は、65歳以上の介護保険を利用されていない方で、今年度お誕生日が来ると偶数年齢(例えば68歳・70歳・・・)になられる方です。今年度から、返送してくださった方全員に、結果と健康アドバイスが送られてきます。
2年に1度のチャンスですので、ぜひ皆さんこの機会にご自身の健康管理にご活用ください。
☆包括支援センターは「あなたの健康づくり」をサポートしています!
『かくしゃく度チェック』で健康に関して注意が必要な方には、「かくしゃくクラブ」をご案内しています。豊田地区では筋力アップのための運動機能と栄養・口腔機能の向上のための2つの教室を行っており、3カ月間教室へ参加することが出来ます。
教室へ3か月間参加された方から、「つまずいたり、転倒することが少なくなった」「歩く幅が大きくなった」「手入れの仕方を学べた」などの感想をいただいています。
足腰が弱った、転びやすくなった、食事をするとよくむせる、よく噛めない、食事がおいしく食べられないなどといった症状のある方は是非一度ご相談ください!
☆申し込みは豊田包括支援センター(36-1300)です。
いきいき健康生活
~いつまでも元気に過ごすために次のことに気を付けましょう~
運動・栄養・社会参加の3分野について、3つとも望ましい生活習慣を有している方は長生きをするということが、近年健康長寿の研究でわかってきました。食生活や生活習慣を整えて健康な体を保つこと、筋力が低下しないように、散歩や買い物などの軽い運動を毎日欠かさず行うこと、ご近所とのお付き合いやボランティア、趣味の会など、社会参加をしていくことがいつまでも健康で過ごすためのポイントといえます。
☆歯と口の健康を保ちましょう!
しっかり栄養をとるために、食べ物を噛める歯や歯茎が必要ですね。噛むことで、口の筋肉を鍛え、飲み込む力が強くなります。唾液の分泌も増えて、口の殺菌能力も高まります。歯や歯茎の毎日のお手入れと、いい状態を保つための定期的な受診(歯石の除去・入れ歯
のメンテナンス等)をおすすめします。歯と口の健康を保つことは生活習慣病や肺炎、認知症予防などとも深いかかわりがあり、全身の健康につながっていきます。
☆毎日どこかで筋力アップ!
日常生活の中でちょっと、プラスするだけでも運動となります。
例)・近くは自転車や徒歩で出掛ける。
・エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う。
・掃除や洗濯はきびきびと。家事の合間にストレッチ。などなど
継続は力なりといいますが、筋力は何歳になっても必ず使った分ついてくるものです。いくつになっても自分の足で歩けるよう体を使って
いきましょう。肉や魚など、筋肉の元になるたんぱく質を食事でしっかりとると、より筋力アップにつながります。
☆人との関わりを持ち、意識的に生活空間を広げることで豊かな生活を送りましょう!
人と繋がりをもつことで、
☆身体的効果(活動量の増加)
☆認知的効果(情報交換・学習)
☆心理的効果(安心・やる気)
の健康への効果が期待できます。